3月19日の主要イベント

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  • 新型コロナ感染の恐怖に対し再び主要国の中銀が立ち上がる。ECBが禁じ手のギリシャ国債買い入れも含む量的緩和の大幅拡大を打ち出したか、米FRBはMMFへの銀行を通じた資金供給を公表、またBOEは11日に続く0.15%の利下げを敢行したほか社債の買い入れを含む量的緩和の拡大も公表。このほか、昨日は多くの中銀が利下げを実施(豪州<含む量的緩和、台湾、インドネシア、フィリピン)。
  • 米国での爆発的な感染拡大が続く。米国は全ての国への渡航中止を勧告。米国での多くの自動車生産は停止を余儀なくされる。2Qの成長率は二桁のマイナスになるとの見方や今後の失業率が急上昇(4月は就業者が200万人減少)するとの見方が広がる。また米国での短期金融市場での金利高止まりなど流動性枯渇状況が続く。
  • 英国の学者グループは米英で医療崩壊が生じた場合新型コロナの死者は米国で200万人超、英国で50万人超に達すると公表。イタリアの死者数は遂に中国を抜く。日本では患者数の爆発的急増は避けられているものの、大阪━兵庫間では人の往来自粛を要請。一方中国は武漢での新規の患者数がゼロに。
  • 新型コロナの患者数は以下のとおり。世界全体:205,546人(死者数:8,724人)。中国:80,928人、韓国:8,565人、イタリア:35,533人、イラン:17,361人、日本:910人(ダイヤモンドプリンセス:712人)、米国:7,038人(最新情報では9,000人程度)、フランス:9,134人、ドイツ:7,156人、スペイン:13,716人。
  • 主要国の株価は、アジアが引き続き下げる一方で、政策対応期待もあって欧州では大きく上げ、米国も上昇に転じる。米国の長期金利は横ばい、欧州は低下。イタリアのクレジットスプレッドはECBの量的緩和拡大もあって大幅に低下。原油価格は大幅上昇。一方日本の長期金利は急上昇。大幅な円安も進んでおり、ちょっとしたキャピタルフライトが生じた可能性。なお、ドルは円に対してのみではなく全般に他の通貨に対しても急上昇で、この結果エマージングの通貨の大幅下落が目立つ(これまでの、メキシコ、ブラジル、ロシアに加えて、足許はインドネシア・ルピーが大幅に下落)。さらに東証REITも急落。