(週次)11月23日週の主要イベント

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  • 実体経済面では、欧州の景況感が大きく悪化する一方で、米国の景況感は依然好調を維持するといったコントラストが目立った。
  • 政策面では、新型コロナの感染拡大や財政の崖の一時的顕現化を前に、FRBが12月にも更なる金融緩和で積極的に動く可能性が出てきた。
  • 市場では、主要国の株価は全般に、ワクチンの早期実用化への期待や米政権移行が始まったことへの安心感もありリスクオンモードが続く。NYダウは初めて3万ドルを超える。市場ボラティリティは大きく低下。米長期金利も若干上昇。原油価格は大きく上昇。ビットコイン価格は規制強化観測で大幅下落。
  • 金融システム面では、中国で国有企業を含むデフォルト発生が相次ぐ。
  • 新型コロナ関連では、ワクチン開発に係るポジティブニュースと同時に、治験過程の問題を示すネガティブニュースも報道された。また米国や日本では感染拡大が止まらず、日本では遂に政府の肝いりで始まったGo toキャンペーンの見直しにまで動き出す。一方ここに来て感染者増に歯止めが掛かってきた欧州では、今後の行動規制緩和の模索が始まる。
  • 政治地政学面では、米国で漸くトランプ氏陣営が敗北認定に向けた動きを見せつつあり、バイデン氏への政権移行が開始された。この間バイデン氏側が重要閣僚の選定を進めており財務長官にはイエレン氏が選ばれる模様。一方中東では、ネタニヤフ首相がサウジを電撃訪問した後、イランの核科学者が突然何者かによって暗殺されるなど、米政権移行の間隙を縫ってきな臭さが増している。